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口腔ケアとにおいの関係

旭川・林歯科のスタッフが最初に口腔ケア部門に配属されるとき、歯科の技術ではない様々な壁に突き当たります。訪問が必要な患者さんとのコミュニケーション、家族の方や介護の方との相互理解、不随意の動き、そして、「におい」の問題。

歯がない人、口から食べていない人には口腔ケアは必要ないのではないかというご意見をいただく事があります。これはとんでもないことです。きちんとかたいモノ、繊維のあるモノを噛み砕いて飲み込んで暮らしていない人ほど、口の中は汚れてしまいます。
そして、独特の「におい」が生じます。

ところが、週に一度の口腔ケアを続けるうちに、この「におい」がなくなっていきます。もちろん、日常のケアのレベルが歯科衛生士の指導によって向上していきますし、週に一度徹底的にきれいにすることで日常のケアの負担も軽減して行きます。
すると、ケアが必要な人、独特の「におい」がなくなってくるのです。

訪問歯科治療終了時に口腔ケアをお薦めしても、介護にあたる方々に懐疑的な態度をとられる事が多々あります。それが、この「におい」の減少によって、ケアに対する評価があがり、「とても感謝される」とスタッフが皆、言っています。

林歯科医院で、以前、訪問診療、訪問口腔ケアにうかがったことがある病院にお勤めだった先生が、最近、他の地方の病院長に就任されました。この方から、先日、口腔ケア講習会のご依頼がありました。現在の病院の「におい」の解決のためには口腔ケアが不可欠であると思われたそうです。

このようなご依頼をいただき、大変光栄に思いますし、口腔ケア担当スタッフ全員の努力のたまものであるとありがたく思います。

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