4月に社会保険の点数改訂が行なわれ、林歯科医院もその渦の中で混乱に巻き込まれました。何をしていいのか解らない、これでいいのかどうか不安で仕方がないという1ヶ月間でした。歯科関係のメーリングリストを読むと、他の歯科医院でも同様であったようで、4月分の保険点数を集計し書類を提出する5月上旬まで、まだまだ現場の混乱の声は続きそうです。
そんななか、4月は思いがけない程保険外診療を選択される方が多く、少し驚いています。
保険外診療の説明をすると誤解をされる場合もあるのですが、私たちは保険外診療でなければならないと言っている訳ではありません。関心の無い方には押しつけのようにとられる危険性もあるのですが、全ての方に、治療についての全ての選択肢をきちんと説明したいと思っているのです。
たとえば、根の治療については、保険の範囲で全ての方に対して最高のレベルでと思って診療を行なっています。
根の治療が終了した時点で保険外診療のお話をしますので、保険診療の冠をかぶせる方は手抜きをするとか、保険外診療をする人はいい材料で根の治療をするということは、一切ありません。
保険診療の他に保険外診療の選択肢がある場合には、必ずどなたにもご説明をするよう心がけています。なぜなら、治療が終わった後で、「〜という治療法があると知り合いに聞いたのだが、私はできなかったのですか?」と聞かれたりすることがあっては困るからです。
残念ながら、保険診療では、全てのベストの治療方法が選択できる訳ではありません。
特に審美性を求められる部分や、高価な材料が必要なもの、最近できた新しい技術等は提供できない部分が多々あります。
こうして、様々な情報を提供した上で、保険外診療を選択される方が増えている事で、私たちの技術を信頼して頂いている事を感じ、益々よりよい歯科医療を提供できる体制を確立して行かなければと気持ちを新たに致しました。