根の治療、痛いですか?
歯の治療は「痛い」と多くの方が思っています。
麻酔は進化していまし、痛みを少なくする工夫もしていますが、今でも全く何も感じないで治療を受ける事は難しいでしょう。
歯の治療で痛みが強いのは、外科処置と根の治療です。
特に、歯髄炎を起こしている場合は麻酔が効きにくく、神経をとるまでに辛い思いをすることもあります。
更に、根の治療が終わってお薬を詰めるのも、なかなか辛いものです。
旭川市・林歯科医院では、根の治療に100%ガッターパッチャを使用しています。熱で軟化させたこの材料に圧力をかけて根の先まで閉鎖します。
充填後にレントゲンで届いているかどうかを確認し、足りないときはやり直しをします。
このとき、圧力が根の先にかかって辛い事がありますが、これは、我慢していただかないと、何年か先に根の先に病巣を作ってしまう原因になります。
余り辛いときには麻酔をして行う事もあります。
また、1週間〜10日、鈍い痛みが続く事もあります。
けれど、痛くないように、手控えた治療をして、何年も先に歯茎が腫れてくる原因を作るのは避けたいと思っています。

写真は、やりなおした二回目の充填(左)と最初の充填(右)です。
(画像をクリックして拡大できます)
拡大してみると、根の先の側枝と呼ばれる細い管(黄色の矢印)にも薬が詰まっているのが見えます。
少し過剰に見えますが、シリコンなどの入っていない100%ガッターパッチャの生体親和性は高いため、ほとんど問題にはなりません。
ここまで詰めると、安心です。
歯の治療は、できるだけ痛くないようにすることが望ましいのですが、全く痛くないようにすることは現時点では不可能です。
また、よい治療をするときに痛みを伴う事があるのは、ご理解いただきたいところです。
我慢ができない場合、不安な場合にはお申し出下さい。麻酔をして行いましょう。
