9月3日、Google Readerで見つけた文部科学省の発表によると、来年度から、私と院長の母校である北海道大学の歯学部の定員が削減されるそうです。
私たちが入学した時期は無歯科医地域の解消を目指し、歯学部の増設・増員が行われた時期で、定員は80名。一緒に入学した人は75名で、紆余曲折をへて一緒に卒業したのが69名。
歯科医師というのはつぶしの効かない職業で、お互いがどこかでつながっていて、特に連絡を取っていなくてもいつまでも消息が分かるものです。26年前、同時に卒業した中で消息が分からない人が3名ほど、今歯科医師をしていないものが専業主婦1名、リタイア1名。
残念ながら亡くなった方が二人います。去年が卒業25周年記念同期会でした。
さて、そんな感慨を持ちながら発表内容のPDFを眺めてみました。
文部省ホームページ> 平成23年度 国立大学の入学定員について(予定)
(上記より引用↓)
北大歯学部の定員は7名削減され、長く続いていた60名体制から53名に変更になります。
定員が少なくなると、数十年後、その年齢層の歯科医師が少なくなります。その影響は静かにゆっくりと起こりますが、もし、足りないとなったとき、回復するためにはまた数十年がかかることでしょう。その際、若い人を指導する人材が不足する事は想像に難くありません。
日本の保健医療を支える財源に限界がある事も見えていますので、その頃にはおそらく混合診療が解禁されているのではないかと思います。その時代の歯科の需要の程度によっては、少ない歯科医師の寡占状態により、保険外治療費の高騰が起きないとも限りませんね。
それとも、歯科の需要が少なくなり、それなりの均衡状態に達するのでしょうか。
いずれにせよ、私の見届ける事が難しい未来の話かなと思いますが。







